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日々感じること。心のままに。 私の病気の事、仕事やプライベート、心の中の事をありのままに。

PET-CT検査 報告


先日、PET-CT検査を受けた。
今日はその検査結果をもとに、からすま和田クリニック
での診察の日。



PET-CTとは、細胞の機能画像(PET)と、形態画像(CT)の
画像を同時に撮影し、それらを合わせることで、より
精密に調べる事が出来る検査の事。



私の場合は既に腫瘍があるのだけど、肝臓に2ヶ所ある
以外に、他の臓器やリンパに転移が無いかを調べてもら
う為に、先日受けてきた。



PETの性質上、PET単独の結果のみでがんの有無や場所を断定することは難しいが、体内の細部まで写し取るCT画像と同時に撮影することで、疑わしい部位の形や場所などをよりはっきり把握することができるよう。



朝、少し緊張してクリニックに向かったが、和田先生のお顔を見るとやはりホッとする。
信頼している安心感からくるものだと思う。



『 検査結果な、これ見てみ。肝臓に2ヶ所ある以外、
他はどこにも出てない。ちょっと気になった影もきれい
に消えとるな。肝臓の腫瘍も勢いがなくなって鎮静化し
てきとる。免疫力が上がってきてる証拠やで。数値も落
ち着いてるしな。後はこのまま食事療法も続けて、運動
して筋力をつけて行こうか。しっかり重曹飲む事な。
身体をアルカリ性に保つ事で、カテーテル治療も必ず
効くからな。』


ホッとした! もう本当にホッとした!!


いつも必ず大丈夫って思っていても、心のどこかで、
やはり少しの不安はあった。
だって、どれだけ気をつけていても転移したのだから。
こまめに血液検査もCT検査もしていたけど、見つけら
れなかったのだから。



やはり私は思うのだけど、セカンドオピニオンサード
オピニオンは必要だと思う。患者にとって、治療方法が確実に広がる。

でも実際、主治医はそんな事は絶対に勧めない。



ドクターも、癌の種類でそれぞれ専門分野もあるし、
見解が違う事が多々ある。
自分の治療方針が全てで、後は全部バツだと思ってる
ドクターは本当に多い。



あらゆる可能性があると、柔軟な対応をしてくれる
ドクターが必ずいるはずだけど、患者側がそんな
ドクターに出会えるのは、運と縁なのかもしれない。



和田先生から今日頂いた治療の支持を、来週のIGTの
診察で、堀先生に伝える。
何だか、私の治療プロジェクトチームみたいで嬉しい。
そしてそのプロジェクトのリーダーは、ドクターではな
く、私自身なのかもしれない。
私が『 心から治したい。生きたい。』
と思わなければ、このチームは成り立たないのだから。



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今日、診察の最後にね、和田先生に言ったの。


「 明日、息子の卒業式なんです。先生、ありがとう
ございます。私、無事に出席できます。夢みたいです。
子供がちゃんと成人するまでは、私絶対に生きたい。
だから、よろしくお願いします。」



『 そうかそうか。卒業式か。良かったな。
そんなもん大丈夫や、怖がらんでいい。しっかり治すで!』



本当にホッとする。治療方法よりも、この心の感じね。
……私はやっぱりね、どこまでもついてると思う。