yumi-fields

日々感じること。心のままに。 私の病気の事、仕事やプライベート、心の中の事をありのままに。

伯母の教え


『 由美、いいか。本当のお友達はね、良い時にも側にいて、良かったねって拍手してくれる人やよ。成功を一緒に喜んでくれる人。自分の事のように、由美の事で涙を流して喜んでくれる人やよ。覚えておきなさい。』



私には大好きな伯母がいる。亡き母の姉なんだけどね。
昭和6年生まれだから、もう80半ばだね。
私はこの伯母から、たくさんの事を学んだ。



このブログには、母の事をたくさん書いたのだけど。
本当は、私はこの伯母との方がたくさん書くことがあるかもしれない。それ位に親子の様に今でも仲が良い。
何かあったらいつも伯母に相談している。



伯母は、若くして結婚し、若くして未亡人になった。
ブティックをしていた伯母は、いつも実年齢よりずっと若々しかったし、綺麗にしていた。
お手伝いと言いながら、仕入れについて行っては、私も洋服や靴やバッグを買って貰った(笑)



伯母は、ダンス等のお稽古事や趣味もたくさんあって、お店が終わってからのプライベートな時間も毎日が充実していて楽しそうだった。
いつもボーイフレンドが何人か居たと思う(笑)



私は若い頃、母に言えない事も伯母には何でも話した。
大失恋した時も、離婚をした時も、詐欺にあった時も。
そして、会社を立ち上げる時も。お金の相談も。
今のパートナーと再婚する時も、何でも相談した。
その都度、伯母は私にアドバイスをくれた。
きっと亡き母は、そんな私達に嫉妬していたと思う。



『 由美は、ママよりもどうやら私に似てるかもね。ちょっと情に流されて甘いとこあるけど、それは由美の良い所でもあるから、そのままでいい。』



いつも何かある度に、伯母は私を元気づけてくれた。



『 由美、お友達はね大事にしなさい。お友達がしんどい時に助けれる人でありなさい。そんな時に側に居るのは当たり前。そしてそれ以上にね、お友達が成功した時に、我が事のように喜べる人でありなさい。』




伯母が何度もそう言った意味が最近わかる気がする。
辛い時は側に居れる。大丈夫?って側にいれる。
でも人間てね、自分の近しい人、友人の成功とか喜び事とかを、素直に喜べない時があるんよね。
伯母の言わんとする事が今はわかる。本当そうね。



おばちゃん、元気でいててね。
私より先に死んだら絶対にあかんて。もう泣かんでね。
わかってるよ。大丈夫。順番ちゃんと守るから(笑)
あちこち痛い所があって、毎日さすってあげたいけど、なかなか行けなくてゴメンね。
必ず恩返しするから、元気で待っててよ。