yumi-fields

日々感じること。心のままに。 私の病気の事、仕事やプライベート、心の中の事をありのままに。

バックパッカー

この季節になると、思い出す青年がいます。
カンボジアに旅立ってから早5年。彼は今頃どうしてるだろう。


出会った頃はまだ大学生で、休みの度にリュックひとつで世界中を旅するのが好きなんだと。
もうね、話が面白い。スケールが違うんです。
まだ二十歳そこそこで、こんなにも世の中を見て、自分の考えをしっかり持ってる子もなかなかいないよなと、初めて会った時は嬉しくて仕方がなかった。


毎回バイトで貯めたお金で、長い休みの度に海外へ。
いつも荷物はリュックひとつ。最低限の着替えのみ。
お金もいつも必要最小限。なくなっても何とかなると。素晴らしい(笑)


彼の話を聞いていて、涙がでそうになる程、嬉しかったのです。こんな若者がいるんだから、日本もまだまだ捨てたもんじゃないと。


彼は世界中を旅して、カンボジアに行き着いたのだと。
そこに自分の居場所を見つけたのですね。


彼は言いました。
『ボランティアには限界があると感じました。いろんな支援や寄付がされても、現地ではそれを継続、運営する事ができないんです。』


だから現地で何らかのビジネスを興し、それを日本の企業に売り込み買ってもらう、その仕組みを僕は創りたいのだと。
現地の人々が自分達で生計を立てていける、そういう事がやりたいんだと。


私も日々、本当の支援とは何かを考えます。そして、私も彼の意見に賛成です。
私も日本における災害の時に、ボランティアを経験し、その時にたくさん学んだのです。良いも悪いもたくさん学びました。


お金や物資を寄付するだけでなく、自分達で生み出す事のできる技術を伝える。それは、素晴らしい事です。


私は当時、話を聞いていて久しぶりにふつふつとしたものが心の底から沸いて来て、とても嬉しかったのです。


うちの子も、こんなメンタルの青年になってほしいなぁと本当に思うのです。


『リュック一つで世界中を旅しちゃう子って最高だわ!』



あの時に繋いだブレスレットはあなたをサポートしてくれていますか?
旅のお守りと守護石を入れたブレスレット。


また日本に帰ってきたらぜひ話を…