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日々感じること。心のままに。 私の病気の事、仕事やプライベート、心の中の事をありのままに。

生きて!

 

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昨夜はブログを書きながら、化粧も落とさず寝落ちしてしまいました。

ごめんなさい(笑)

続きから、そのまま書きます。

 

 

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昨晩ね、久しぶりに声を上げて泣いてたの。

どうしようもなく悲しくて。そして、ホッとして。

そのお客様の声を聞いた途端、涙が堰を切ったように溢れ出して、もう止まらなかった。

 

 

昨日は朝からミーティングでね。

その最中に、そのお客様から入った辿々しいLINE。

 

 

『 昨晩、〇〇が(娘さん)急に、家に来て、お母さん、知ってるの!?  て。そして、〇〇さん(私の旧姓)のブログを、始めて、見ました。私、驚いて、涙が溢れて、止まりません、でした。どうして。どうして。涙が、止まりません。今は、身体は、どうですか?』

 

 

その文字を見た瞬間、涙が出そうになったのだけど。

だめだ、今はミーティング中。

泣くのは後だって、必死に堪えた(笑)

 

 

……とうとうこんな日が来てしまったなぁって。

 

 

そのお客様にね、すぐに折り返し電話をしようと、ミーティングルームを出たのだけどね。

いつもお昼間はお仕事中だし、いつもLINEをあまりされない方だから、と思い直して。

取り急ぎ、お詫びだけのLINEを入れたの。

 

 

『 〇〇さん!こんにちは。今お仕事中ですよね? LINEで失礼します。今まで黙ってて、本当に本当に申し訳ありません。毎回お会いする度に、今日こそ言おう。今日こそ話そうと。そう思いながらどうしても言い出せませんでした。真っ先に私の口から言わなくてはと思いながら、どうしても言えませんでした。こんなに失礼な事をして、申し訳ありません。』

 

 

……もうね。

私のLINEを読みながら、向こうで泣いておられるのがわかるの。

 

 

『 今晩、お電話していいですか? 』

と、最後に入れるとね。たった一言。

 

 

「 待ってますよ。」

 

そんな事を数分LINEで会話したの。

 

 

 

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このお客様とは、私が旧姓の頃からだから本当に長いお付き合いを頂いてる。

毎月のようにお食事して近況をお話ししたり、国内外問わず一緒に旅行にも行ったりね。

本当に良くして頂いてる方なのです。

 

 

いつもいつも気にかけて下さり、勿論たくさんジュエリーも買って頂いたし、たくさんお客様のご紹介も頂いた。

本来なら、真っ先に報告しなければいけないお客様だった。

 

 

このお客様は会社のオーナーなのだけどね。

私が出会った頃は、まだこれからどんどん会社を大きくされる所でね。

この10年、会社が大きくなるのを、私は近くで見ていたし、色んなお話しを聞かせて貰いながら、横で勉強させてもらった。

 

 

いつも言われてた。貴女も必ず出来るよと。

私をずっと応援してると。

貴女の性格が好きだと。その性格なら必ずやってける。

夢を持って、いつもイキイキしてて、パワーがある。

だから、頑張りなさい!と、いつも褒めて下さってね。

 

 

毎回毎回、いつも楽しくてね。

お会い出来る日が楽しみだった。

お客様を超えて、年の離れた姉の様な存在なのかもしれない。

 

 

私が最初の手術をして入院している時も、雨の中大きな果物を持って、お見舞いに来て下さった。

風邪もひいたことのない子がどないしたん!ってね。

大丈夫、若いんだから直ぐに良くなる!大丈夫!

元気出してね!

 

 

それなのに私。 どうしても。どうしても言えなかった。

笑い転げるくらいに、いつも楽しいからこそ。

私が話をする事で、その関係が崩れてしまうような気がして怖かった。

だから、どうしても言い出せなかった。

毎回お会いした後、再発した事、また今日も言えなかったなと、車の中で悲しかった。

 

 

そして夜を待って、電話をした。

とにかく私の口からお話しなかった事のお詫びをと、受話器を握りしめた。

私の声を聞いた第一声。

『 謝らなくていい!謝ってはダメ! どれだけ貴女の気持ちがわかるか。しんどかったね。』

 

 

私は、その言葉を聞いた瞬間、号泣した。

何も言わなくても、分かって下さってる事に感謝しかなかった。

 

 

『 もうね。ブログを始めて見て。娘に見せてもらわないと、分からないからね。…もう。昨日から涙が止まらなくて。貴女がどんな気持ちでいるかわかるから。言えなかったのが痛いほどわかるからよ。謝らなくていいの。』

 

 

会話をしながら、私もお客様も、涙が溢れ過ぎてどうしようもなかった。

 

 

貴女みたいな子を、神さんは見捨てたりしない!

貴女は大丈夫。ものすごくパワーがあるし、エネルギーを感じる。

生きて!必ず生きるの!

この病気で一番大事なのは、医者でも薬でもない!

生きる!何が何でも生きる!っていう心やからね。

 

 

 

私は、もう泣き過ぎて(笑)

はい、はいってね、返事をするだけで精一杯だった。

 

 

どれくらい話をしていただろう。

来週、ゆっくりと食事をする約束をして電話を切った。

どうしても、お会いして、お顔を見て話がしたかった。

 

 

 

私ね。幸せだなぁと心から思った。

自分の勝手な判断は、きっとお客様を不愉快にさせてる事、多々あると思うの。

病気でも、人としての義理を欠いてはいけないものね。

でも、本当にね、ありがたいなぁと。

私は真底、恵まれてるなぁって思ったの。

 

 

 

『 生きて! 』

私は今日の電話を一生忘れないと思う。