続・自分探し？
昨日、記事を書きながら、色んな事を思い出していた。
もう少し、今日も書いてみようと思う。
今朝は、その24歳の彼からLINEが来た。
今度はぜひ、飲みに連れて行って下さいと（笑）
良かった。お客様ひとり無くしたなと思ったけど（笑）
国立大学を出てても、社会に出たら容赦ない。
その鼻をポキンとされるなんて、日常茶飯事に起こる。
ちょっと不本意な事や、自分の意にそぐわない事がある
だけで会社を辞めてたら、きりが無い。
自分のやりたい事なんて、そう簡単には見つからない。
自分には何ができる？何が楽しい？得意な事は？
そうやって自問自答しながら、少しずつ前に進むしかない。
本当に大切な事は、その時にはそんな顔してやっては来ない。
過ぎてしまってから、とても大切だった事を知る。
だからこそ、損得や好きや嫌いだけで物事を捉えない事だと思う。
自分の目の前の仕事に誠意をもってきちんとむかう事。
自分に何らかの縁があるからこそ、今目の前にあるのだから。
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そんな事を昨夜も考えていたからか、昔、父の仕事を
手伝っていた時の事を、ふと思い出した。
父はスーパーに卸す衣料品の会社をしていた。
大量の売出し用Ｔシャツの値付けをしていた時の事。
『 由美、これはあかん。全部やり直しや。』
大特価のＴシャツ、780円のプライスタグ。
まだバーコードのない時代。ハンコで作る赤札。
それが全部歪んでいるので、やり直せと言う。
真っ直ぐに押し直せと。
「 そんなに歪んでるかな。ちょっと位いいやん。
780円やで。捨てるタグの方が勿体なくない？」
私はたぶん、こんな風に言ったんだと思う。
父、もちろん激怒（笑）コンコンと叱られた。
父に叱られた私は、ムッとしながらタグを作り直した。
でもね、今ならわかる。
そんな誰でも出来る仕事こそ、その人の人間性が出る。
自分の仕事に常に責任を持つ事。
それは仕事の種類や、金額の大小ではない。
大きな仕事が偉くて、小さな仕事が遊びなのでも無い。
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社会人一年生の皆さん。
思ってた仕事じゃないとか、こんな事をしたかったの
じゃないとか、それはお門違いです。
会社はまだ右も左も分からない人材に、莫大なお金と
時間をかけてくれるのです。
まだ挨拶位しかまともに出来ない人間に、です。
あなたが今日、お客様に出したそのお茶も、あなたの
人間性が出ます。
あなたが会議用に用意した、そのコピーも然りです。
見る人は必ず見ています。
誰も見ていないような仕事こそ、必ず表に現れます。
とある会社の、ある新人さんの話です。
私がある夏の暑い日に、タオル片手に伺った時の事。
お飲み物は？と聞いて頂いたら、私は年中、ブラック
コーヒーのホットをお願いするのだけど。
その新人さんは、その日の私の様子を見て、小さなグラスに冷たいお水をまずは入れてくれた。
そして私が少し涼んだ頃に、ホットコーヒーを持って来てくれた。
カフェじゃないんだからお茶にこだわってる訳ではなく
ただそんな何気ない事からも、この人は仕事が出来る人
だなと私は思ったのです。
相手のその時の様子を見てさり気なく気遣いできる人。
そんな人は私の経験上、必ず仕事も出来るからです。
そういう些細な事が、色んな事に現れるからです。
余談ですがその女性はその後、取引先の社長に気に入ら
れ、その息子さん（次期社長）の奥様になられました。
現在はシンガポール在住でビジネスを始めたそうです。
目の前の小さな事柄にも誠意を尽くす。
その先に待っていた未来です。
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沢山勉強が出来ても、沢山読書をしても、その中に答えはないのです。
そこにはヒントがたくさんあるだけで、答えはいつだっ
て、自分の中にあるのです。
社会に出てからが本番、本当の勉強です。
これまで学生の間に沢山勉強してきた事、それを今度は生かすのです。
インプットした事は、アウトプットしてこそ、価値が
生まれるのです。
いい大学を出たから。それだけでは何の意味もない。
あぁやっぱり、さすがやねって、周りに思われてこその学歴です。
え？そんな大学出てるのに、このレベル？ってね。
学歴がただの飾りになっては返ってマイナスでしょう？
そんなもったいない話はないでしょう？
たくさん恥をかいて、嫌な思いも経験する事です。
本当に格好悪いのは、そこから逃げる事です。
穴があったら入りたい気持ちもたくさん経験する事。
若い時はそれが最大に許される時です。
そうしてやってきた人には、不思議と道がどんどん繋が
るようになっています。
人も、物も、情報も全てです。
一見全然違う道の様でも、その先に必ず繋がるように
なっているのです。
だからまずは、不安や不満は横に置いて。
目の前の事を有り難く受け入れて、感謝する事。
一番大切な事は常に、いま。ここ。にあるのだから。
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