癌患者の皆様へ ❷
「 和田先生、私ね、死ぬ気がしないんです。余命半年
って言われてもピンとこない。どうしても死ぬイメージ
が出来ないんです。」
私が昨年、初めて からすま和田クリニック に、サード
オピニオンで伺った時に、私が言った言葉。
「 それ、大事な事やで。人間はそうそう簡単には死な
へん。大丈夫や。」と、笑いながら和田先生はその時に
仰った。
『 癌を作った原因は色んな事が考えられる。生活習慣
や食生活、そして強い精神的ストレス。様々な要因が
重なって免疫力も低下してる時に発症するんや。自分自
身で癌を作った原因をしっかり理解して、分からないで
はなく、分かろうとせなあかんで。』
生活習慣と言うけれど、同じ食生活をしていても、癌に
ならない人となる人がいるのはなぜか。
免疫力がいかに大切で、それにも個人差がある事。
メンタル、心の状態も治療に大きく影響する要素だと。
それを、分かりやすく説明して下さった。
『 それから、ええか。癌を治療していく時に薬でもな
んでもな、自分の身体に入れるものが何なのか、知っと
かなあかん。いつも先生に聞いてるか? 医者任せにし
たらいかん。このデータも見方わかるか? この数値が
何を意味するか知ろうとせなあかん。自分自身で癌を治
していくんやで。』
『 まずな、恐怖心を煽るような医者とは付き合わんで
いい。患者さんから色々聞かれて、面倒な顔したり、
怠慢な医者はあかん。治療法、薬の名前、自分の身体に
入るものはちゃんと聞くこと。そして自分自身でも調べ
るんやで。』
医者も人間だ。感情もあるし完璧ではない。
私達は医者の何気ない言葉で、元気づけられたり不安にもなる。
治療をしていく上で、主治医との信頼関係は絶対だと思う。
医者にすがるのではなく、患者と一緒に話し合いながら
治療をしていくパートナーなのだと私は思う。
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今回、腫瘍が小さくなるに至った流れを、書き留めて
おきたいと思う。
【 癌が住みにくくする身体にする為に。】
① 塩分・糖分を控える。
( 癌に栄養分を与えない為 )
②赤身肉・加工肉を取らない。
( 体に炎症を起こさせない )
③免疫力をあげる。ビタミンA C E
( 体内をアルカリ性傾向にする )
毎朝、尿のpHを測る。8.0〜8.5まで持っていく事。
今は平均、7.0〜7.5が多い。
食事は野菜、きのこ、フルーツはたっぷり食べて良し。
ただ白米や小麦粉などの、精製されたものはダメ。
私は玄米と、全粒粉のパンを食べている。
乳製品は食べない。お肉は鶏肉。魚は青魚。
油は身体に良い、オメガ3や亜麻仁油や荏胡麻油、
オリーブオイル。
そして 【 重曹 】私の感では、これがかなり影響
してると思う。
毎日重曹10gを、ペットボトルに500〜700位溶か
して、空腹時に飲む。
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もし、もしね、そんな事で私が長生きできたとしたら…
すごくない? だからちゃんと記録しておこうと思う。
『 そんな事で治るんやったら、癌患者皆んなやる。』
そんな声が聞こえて来そうやけどね。
いやいやいや…。そうやねん。
治ったら言うて。成功したら言うて。
儲かったら言うて。と一緒(笑)
そんな事で治ったら私もするわ。って。
カテーテル治療にしても、食事や免疫療法にしても、
もし私がして長生きしたら、それは由美ちゃんだからや
って言われる。
そして逆に私が予告通り死んだら、まぁそらそうやろね
やっぱりねって言われるだけやのよね。
でもね、聞いて。
私は去年の春、余命半年と言われた。
もうすぐ一年やけど、まだ普通に元気やのよ。
死ぬ気配ないねんよ(笑)
例えば、明日交通事故で死ぬかもしれないって言い出し
たら、私だけじゃなく皆んな同じやからね。
要は『 癌 』という病気では死なないと言う事。
『 腫瘍 』は、敵ではないねんよ。
身体をケアしなさい、見直しなさいというサイン。
体が炎症をおこしてるんだと。
だからその炎症を抑えるには、根本から変えないとまた
発症するんよね。
和田先生も何回も仰った事。
癌の治療は、癌だけ見たらいかんのやと。
その癌が住みにくい身体にする事が先決なんだと。
癌が出来た身体自体に問題があるから、全体をみて今
必要な治療をしないとダメなんだと。
そして、心(メンタル)もとても大切なんだと。
全てが繋がってるんよ。
だから『 癌 』を叩き潰す事だけをみたらあかんのよ。
抗がん剤で癌を攻撃すると、いずれ薬剤耐性ができて、
返って癌が牙を剥く事がある。
だから、癌の勢いを鎮めて共存する事も有りなんだと。
『 髙野くんな、これからカテーテル治療に使う薬な、
抗がん剤せんでいい。
様子見ながら薬の量は減らしていこう。
このまま癌が消えてくれたら一番やけどな、癌が石灰
化したら、それで良いんやから。』
『 癌(腫瘍)だけを見て闘ってはいかん。それを取り
巻く身体の中の環境を正す事、そしてメンタル(精神的)がとても大切なんだという事。全てに於いて治療に影響してくるんやで。』
ミクロではなく、マクロで物を見よ。
一歩引いた時に、全体像が見えて、パァーッと視界が
開ける時がある。
こんなに医学が進んだ時代なのに、癌患者は減るど
ころか増えてる。
今や2人に1人がなる病気って言われる。
それって、冷静に考えたらおかしいよね。
普通なら癌は治る病気になってないとおかしいよね。
それが増える一方やのよね。おかしいと思わない?
治療法はひとつじゃない。たくさん選択肢はある。
何を選ぶか。するかしないか。
何を選択するにしても、自分の命は自分で守る事。
私は結局、一番シンプルなところにたどり着いたのだと思う。