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日々感じること。心のままに。 私の病気の事、仕事やプライベート、心の中の事をありのままに。

永楽荘にて…



先程、ご近所に挨拶まわりしてきました。
明日ここを出ます。
荷物を全て出したら、さよならです。



山積みの段ボールの中で。
照明も全部取ってしまった、真っ暗な部屋の中で。
今、永楽荘からの最後の街明かりを見ています。




ここ、永楽荘はとても環境の良い所でした。
ゆったりとした、緑の多い住宅地です。



私は桜の花がとても好きで。
ここに来た理由も、桜の木がたくさんあったから。
坂には桜並木があって、春はとても綺麗でした。





桜があったお陰で、ご近所さんとも仲良くなれました。
落ち葉の季節は毎朝、箒を持って外に出ます。
そこで、ご近所さんとの交流がたくさんありました。



ほんとに良くしてもらいました。
今日、挨拶まわりをしながら、涙が出そうでした。
庭の植木を剪定してくれる方が居たり。
「 これ食べ。」って煮炊き物を頂いたり。
ドアに野菜や果物がぶら下がってるのは日常茶飯事。



私もお裾分けするのが大好きな方ですが、ここの方達もそんな人が多かったのです。
とても環境も良くて、住みやすい場所でした。
今ね。なんだかとても寂しい気持ちです。






別れがあれば、必ず出会いがあります。
また次の新しい場所で、新しい出会いのスタートです。



それから、最後になったけど。
親愛なる、ソウルメイトへ。
昨日今日と、お手伝いに来てくれてありがとう。
お陰で引越し作業がとてもスピーディーに進みました。
皆んな、私の身体を気遣ってくれてね。
『 そこに座って、指示だけ出してたらいい 』って。
ほんとにほんとに嬉しかった。



私はたくさんの仲間に助けられてるなぁって。
しみじみ……。ありがとう。
感謝を込めて。




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引越し作業中につき





今朝、退院しました。
いつも祈って頂き、ありがとうございます。
8回目のカテーテル治療も無事に終わりました。



ところで、この日曜にアトリエを移転します。
今日は退院して、そのまま資材の買い出しへ。
そのまま帰宅せず、黙々と梱包作業をしてました。
5月12日土曜に移転オープンの予定です。




『 何時頃に帰ってくる?手伝い行くからね〜 』
友は本当に有難いです。感謝だわ。
3時のおやつに、叔母がおはぎを買ってきてくれたの。
皆んなでお喋りしながら食べたのだけどね。



よし、もうひと頑張りねって。
ふとキッチンみたら、紙コップが洗ってあって。
それぞれの名前が書いてあって。
なんだかそんな事がね。
とてもとても嬉しかったの。わかる?この感じ(笑)
思わず紙コップにもありがとうって。(笑)



昨夜少し熱が出た為か、身体がとてもダルいです。
たぶん、昨日色々あって、少し疲れちゃったからね。


今日はもう休みます。
おやすみなさい…。



生を高める



今日はクリニックがお休みの日なので、私もオフの日。
海に降りてみたの。もうキラキラ。潮の香りがして。
やっぱり私は海が好き。ホッとする。
ここにだったら、一日中居てられる。
防波堤の上で海を眺めながら、ブログを書いて帰ろう。



今回、同室になった女性と仲良くなった。
久しぶりに『 私と同じにおいのする人 』に出会った。
私よりひとつ歳下の女性だけど。きっとご縁のある方。
来月また、大阪でお会いする約束をしたの。
後日、ゆっくり書きます。



それからね。もうひとり、同室になった女性。
私よりひとまわり以上も若いこの女性。
乳癌で、今回肺と骨転移も見つかったんだって。
お話がしたいって言われて、挨拶したのだけどね。



久しぶりに、びっくりしたの。
ちょっとヘビーな会話になったのね。
書こうかどうか迷ったのだけど……。
いろんな意味でもう会うこともないだろうから書くね。



遠方から来られたこの女性。
こんなになるまで、受診をしなかったのだと。
なぜ?と聞くと 『 死にたかったんです。』
耳を疑った。
「 え?ごめんなさい、今何て? 死にたかったの?」



びっくりして、次の言葉が出なかった。



『 私は生きるのが下手なんです。人間関係を築くのも
無理で人に馴染めない。どこにいってもいじめに合う。
私はそういう人間なんです。もう死にたいなぁって。
だから、転移したって聞いた時、あぁこれで死ねるって
思ったんです。転移したら最後でしょう?
普通はもう無理じゃないですか、あちこち転移したら。
だから、余命半年って言われても生きてはるって、すご
いですよねぇ? 諦めずにねぇ。』



同じ立場の人から、まさかこんな言葉が出るなんてね。



今は仕事もやめて、実家で世話になっている事。
漢方は飲んでいたけど、基本これまで無治療。
今回、お母さんがテレビ番組でこの病院を知って、初めて来たとの事。




IGTに来たきっかけや、自分の事を淡々と話す彼女は
『 転移してるって聞いて、やっと死ねると思った。』
普通の顔して、そう言うの。




『 あなたは私に何が聞きたいの?私と何を話したい?
生きたいの?死にたいの?』



私ね。言葉が見つからず、思わずそう言ったの。



『 余命半年って言われて、諦めなかったんですか? 私はもういいです。年内かなぁって。でも、すごいですよね!病気の人には全然見えないです!』


『 私、この病院て、緩和治療のクリニックだと思って来ました。皆さん、延命じゃなくて、治されようと頑張られてるんですねぇ。』



なんだか、他にも色々言われたのだけど。
私、何も話す気が無くなってしまって。
こんな人もいるんだなぁと思って。
びっくりしたの。
そっか、あなたが世の中で上手く生きられない理由は
全て、あなたが今発してる言葉の中にあるのよ。



私の耳元でね。ソウルメイトの声がしてね。

「 何してんねん。もうええって。いつまでこの人の話
黙って聞いてんねん。聞かんでいい。やめとけ。」

ハッと我に返って(笑)
ごめんなさい、用事で出るのでって、病室を出たの。



ここに来る患者は、皆んな生きるために来てる。
死にたい人が来るところではない。
皆んないろんな状況で、紙一重のような事で、辿りつく人もいる。
辿りつきたくても、辿りつけない人もたくさんいる。



あなたは、せっかくのチャンスをもらったのに。
最後のチャンスだったかもしれなかったのに…。
もったいなかったね。
申し訳ないけどね、名刺も連絡先も渡せなかった。
私はこれから先の人生『 生を高める 』
生き方をしたいのよ。
死にたかったらどうぞ。私は止めないから。



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大好きな言葉がある。
まだ転移が見つかってない時に書いた記事なのだけど。

心に残る言葉 - yumi-fields




『 例え明日 世界が滅びようとも
私は今日 りんごの木を植える 』



この言葉は、私自身へのエールなの。
たとえもう最後なんだと分かったとしても、私は最後
まで寿命を全うする。
大好きな人に、大好きを伝える。
そして、愛する人を最後の日まで愛するの。



死を恐れるのではなく、生を高める生き方がしたい。

私の魂が喜ぶ生き方を最後の最後までしてみせるから。



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カテーテル治療 8回目



今日の夕陽です。綺麗でしょう。
ずっと眺めてたの。沈んでしまうまで。
こんなに綺麗な夕焼けが見れた事に感謝を込めて。



今回で、カテーテル治療 8回目。
初めて治療を受けてから、もうすぐ一年が経ちます。
昨年の今頃、再発転移と診断され。余命半年と宣告。



でも私。今も元気です。死ぬ気配…全く無いです(笑)
今日も笑顔でいてます。
これは全部、あなたのお陰です。
ありがとう…


あの時、私がした選択は間違っていなかったのだと。
いつもどんな時も、私の側にいてくれた家族や友人へ。
私を生かしてくれた、全ての事に。
私が今を生かされている事に感謝を……。



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カテーテル治療ね、今日はとても楽だったの。
痛いのが少しだけで済んでね。
最初の麻酔注射とカテーテルが入る時だけで済んだ。
局所麻酔の手術は、慣れてくると進行がわかるので、
回数を重ねる程、緊張するの。
今回は痛みが少なくて、何だかホッとして。
手術中にうっかり寝ちゃうくらい(笑)



今日はNHKの取材があって、カメラが入っていたの。
海外からのドクターが研修にもいらしてて、いつも
よりざわざわした状態の中での治療。



『 お顔は映さないようにしますので〜。』
そらそうよ!すっぴんやから!絶対あかんやつよ(笑)
いやしかし。眉だけでも作るべきだった…(笑)
もし映ったらモザイク処理でお願いしますって(笑)
始終和やかムード。本当にこのクリニックで良かった。



カテーテルの後、安静時間が終わってすぐに温熱治療。
その後シャワー浴びてスッキリして。ふと外を見たら。
最高の夕陽。あぁ…綺麗だなぁとしみじみ。



私ね。しっかり生きようと思う。



心が豊かになれる様な生き方をしたいと、切に思う。
私の中にある【 愛 】の部分をどれだけ増幅できるか。
私の中にある【 愛情 】をどれだけ深いものにするか。



色んな生き方があるけれど。
私はやっぱり、それが一番私らしい。
私のテーマはやっぱり【 愛 】なんだな。



これからどれだけのものを築いたとしても、そこに
【 愛 】がないと私はダメだ。
私の全ての基準は、きっとそこなんだなぁと。
仕事も、家族も。友人も。全部。



私は私らしく。
そんな風に、最後まで生きたいと思う。

クリニックにて…




今日から4日間、IGTクリニックです。
カテーテル治療8回目です。
昨日も京都の和田クリニックで、ビタミンC点滴を。
明日の治療に備えて、たっぷり点滴してきました。



卒業式、入学式、自宅の引越しと、ここまでは終えて。
退院したら、アトリエの引越しが待っています。
毎日あまりにもバタバタで(笑)我ながら笑えます。
同居のお婆も、日々ネタが尽きません(笑)
ほんまにネタ満載やから!後日書くから!(爆笑)



このIGTの入院の4日間を、私バカンスのつもりか、
カレンダーにOFF(お休み)って無意識に書いてたの。
ここで休んだらいいわねって(笑)



私にとっての癌治療は、こんな感じです(笑)
優先順位、一番じゃなくて良いのか⁈(笑)
病気だけど、自分の中のひとつの事柄であって。
一部だけど、全部じゃない。いつもその感じ。
それでいい。それがいい。



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ところで。
いつも書くのも読むのも楽しみにしているこのブログ。
最近はなかなか読む時間が取れなかった。
今日は午後から、ゆっくりあちこち見ていました。
本当に。色んな人生があるよね。感動する。
このブログに出逢えて、本当に良かった。心から。



最近ね。毎日が本当に楽しい。
もちろん、辛いことある。たくさんある。
でもね、生かされてるな…生かしてもらってるなって。
それを、しみじみ実感してる。



私の大好きな人が、私をいつも気にかけてくれて。
何だか、そんな事が一番の幸せで。

今日クリニックに来てから、海を眺めててね。
私は幸せだなぁ…って、しみじみ思ってたの。



『 私が由美さんと同じ立場だったら、毎日泣いて暮
らしてる。誰にも会いたくない。誰とも話したくない。
由美さんみたいには、絶対に出来ない。』



先日、ある方に言われたの。そう言って頂いたのだけど
そうなのかな? きっとね、そんな事ないの。
もしも、自分が当事者になったら、皆んな生きれるよ。
ちゃんと生きれる。大丈夫。



それぞれの自分の人生。自分だけの人生をね。
ありきたりだけど、生きるしかないじゃない?
私は特別じゃない。決してそんな事ない。皆んな一緒。
だから、必ず生きていける。大丈夫。




ただね。私が経験してる事は出来ればして欲しくない。
大切な人にはね。
神様。私がまとめて受けるから。だからお願いします。
いつも祈ってる。



さて。カテーテル治療も8回目です。
もう、ベテランの域になって来たかな(笑)
なんかね、さっき院長が来られて。
明日の治療、海外のドクターが研修に来られてて。
NHKの取材もあってって。
どうぞどうぞって言ってたの(笑)



明日は、2番手です。
お昼前からスタートです。
いつもいつもありがとう。大丈夫よ。
おやすみなさい。

私を創るもの


昨夜まで書いてきた【 詐欺事件 】に関して。
書きながら、キリがないと思った(笑)
あの頃は大変でした。でもとても勉強になりました〜。
何でも経験です!では、済まされない事だったから。



お金の事。家族の事。それを取り巻く人間模様。
私がその時に、身体の細胞の全てで感じた絶望感。
人間の醜く汚い部分。
それとは逆に、これ以上ない愛情。



昨日は後でゆっくり読み返しもせず、一気に書いた。
今朝電車の中で読み返して、愕然とした(笑)
やってもーたやないの……。私のフルオープンだ。
墓場まで持って行く話だったのに(笑)
自分の人生においての汚点だと隠して生きてきたから。



あの頃は朝昼晩、働いた。もうね、必死に働いた。
何がしたいのか。そんな夢なんて語ってられなかった。
これだけ稼ぐには、何をしたらいいか。
何の仕事だったら、どう働いたらどれだけ稼げるのか。
その選択肢だけで、日々生きていた。



事件は新聞にも載ったのだけどね。
小さな小さな記事だった。
泣けてきた。こんなちっぽけな記事になるような事で
私の人生が左右されるなんて、あり得ないと思った。



その時の刑事には、その後よく連絡があった。
私がとても心配なんだと。月に数度は食事に誘われた。
その後どうや?と。よく携帯に連絡があった。
私はこの刑事には、ありのままを話していた。
大丈夫です。何とかやってますと。
いつも素直に、近況報告をしていた。



あの頃は毎日、お金の事ばかりに追われていたからね。
その刑事にだけは、心を開いて相談していたのよ。
破産したらいいって。そして一からやり直せと。
楽になれ、と。いつも言われてた。
でもそれだけは、絶対にしたくなかった。



詐欺師の娘は、たった120万で破産手続きをしていた。
刑事からそれを聞いた時、沸々とお腹の奥から込み上げ
るものがあった。
もう涙も出なかった。憎しみしかなかった。



あの時、私も疲れていたんだと思う。
隙があったのかもしれない。
僕も力になろかな? 私をじっと見ていた刑事が、不意にそう言った。



『 月○○万円やったら出せるから。これからもこうやって会ってくれたら。由美ちゃん、どうや?』



何を言われているのか分からなかった。
頭が真っ白になっていた。
肩を引き寄せられた時に、ハッと我に帰った。
その刑事の腕を、私は力一杯に振り払った。



自分でも何がおこったのか分からなかった。
どこをどう走ったのか覚えていない。
ただ、ひたすら走った。
そしてビルの陰に隠れて、声を殺して泣いた。



私はその時に一度、心を無くした。
家族以外に信頼していた、たった1人の人だったから。
『 どうしたの? 何があったのよ?』
あの日の母の声が、今でも心に残っている。



誰にも相談出来なかった。
あの刑事は私が心配なのではなく、身体が目的だった
なんて、到底言えなかった。
そんな事、口が裂けても家族には言えないと思った。
これ以上、周りに心配も迷惑もかけたくなかった。
私は本当に……本当に独りぼっちになってしまった。



自分がとても汚い人間なんだと、心底思った。
お風呂でゴシゴシと泣きながら身体を洗った。
でもそんな事では、心までは洗い流せなかった。
もし最後まで暴行されてたら、私は立ち直れてかな。



何を信じて生きていったらいいのか分からなかった。
笑顔なんて、どうしたら作れるのかも分からなかった。
とにかく毎日毎日、無心で働いた。
日々目の前に仕事があることが、心から有り難かった。



誰も知らない所に行きたい。この場から逃げたい。
もちろん何度も何度も思った。
それでもね。もう死にたいとは一度も思った事はない。

『 明日からどうやって生きて行こう。』

あの頃は、そればかり考えていた。
その場から逃げる選択は、私には無かった。



500円玉ひとつで、一週間どうやって生活して行こう
って、途方にくれた事もある。
あの頃はそんな目先の事を考えるだけで精一杯だった。




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私は美人でも、賢くもない。
特別何かに秀でているものも何も無い。
でも、私が一番自分自身の好きなところはね。
忠犬ハチ公的な【 人を信頼する素直さ 】だったの。
そして【どんな時も何処からでもゼロからやれる自信】




その人を信じて、その為に一生懸命になれる所なんよ。
それを、今回の事件では、全てマイナスに使われてしまった。
その私の長所を、上手く利用されてしまった。
取り返しがつかない事に使われてしまった。
そんな自分自身がとても情けなくて、落胆した。
毎日毎日、独りで泣いた。




ただそんな事がありながらも、私が不良に(笑)なら
なかったのは、やっぱりツイてたのだと思う。
もうどうでもいいって思った事が何度もあったけど、
その度に軌道修正が出来たのは、やはり何か大きなもの
に守られていたのだと思う。



【 私を創るもの 】
ブログに書く事で、そうなんだよなぁと思った。
良くも悪くも、私の根底にあるもの。
物事の見方や考え方や捉え方。感じ方。
できたら無かったことにしたい過去も、全部私なんだ。




そんな事があってから、いつも思う事がある。
目に見える事は本当に嘘が多い。全てとは言わない。
ただ、目に見えない事の方に真実がある場合が多い。
そして、その目に見えないものは分かりにくい。

だからこそ。それを日々学ぶのだと思う。



私は、たくさんのネガティブな経験をしてきた。
だから、大概の事を聞いても、動じない自信がある。
あら。大変よね。そんな事もあるね。でもね、大丈夫。
私が抱きしめてあげるから、ここおいで。
私も出来たから、あなたも出来る。
いつも、そう思ってる。



死んでしまいたい事なんて、日々普通にあるのよ。
誰にでも何かあるの。
自分だけはない、とか。そんな事起こらないとか。
そんな事こそ、無いの。



私が色んな経験をしてきた事は、ネガティブには終わら
せない。せっかくの学んだ事なのだから。
私の大切な家族、友達。今世で出逢えたソウルメイト。
何かあった時、私は自分の全てで全力で守るからね。



*******𓆝𓆟𓆜𓆞𓆡*******



長々とお付き合い頂き、ありがとうございました(笑)
今回は新しい自分に向けて、自分自身へのエールになっ
たと思うのです。

ブログに書いて、何だかスッキリした!(笑)




追記……
ちなみに。その刑事とはそれ以降もちろん会う事は無いけれど、今では出世して偉い人になってます。それが世の中です。(笑)

そして、私は破産もせずに借金返して、3年後には会社スタートさせてます。
(笑)ブラックリスト載ってないから!大丈夫やからね!
全部全部、経験値に変えて、私はやってくから。見ててね(笑)

詐欺事件 ❸



私の人生を大きく変えた詐欺事件。
今日も少し長くなるけど、書こうと思う。
まさか自分がそんな事に巻き込まれるなんて。
そう誰もが思うような事を、私は28歳で経験した。


詐欺事件 ❶ - yumi-fields


詐欺事件 ❷ - yumi-fields



『 〇〇、知ってるよね。ちょっと話を聞きたいので、署まで同行願います。』


ドラマみたいだった。
取調室では、散々刑事に怒鳴られた。
『 〇〇捕まったんやで。あんたも共犯やろ!あんな大金、どこに隠したんや!』
頭の中が真っ白って、こんな時に使うのね。
何を言われてるのか、もう訳が分からなかった。
今朝、空港で社長を見送った、その日の夕方の出来事だった。
誰が捕まったって?



『 ちょっと待って下さい。何の話ですか?社長が捕まった? 本当に何も知らないんです!』


……息が出来なかった。
どうやって呼吸ってするんだっけ?
あの時の心の中は、思い出すのも嫌だ。吐き気がする。
悲しいとか、怖いとか、そんな感情ではないもの。



金をどこに隠したのか? 何の話なんだ?



そして、その日初めて知った。
介護事業等、全くの架空の話だった事。
その他の会社、お店、全てが架空。
社長が毎朝連絡していた、本社の秘書?
そんな人ももちろん居なかった。
登記簿、株券や公的書類等も、全て偽造だった。



もう涙も出なかった。何の感情も無かった。
何を突き付けられても、何も分からなかった。
私はいつも社長の側にいたので、まるで共犯者扱いだった。




本当に。本当に何も知らなかった。
あの、何億ものお金はどこに行ったんだろう。
プロジェクトの途中、色んなことがあった。
資金繰りや、その他も暗礁に乗り上げるような事柄が
次々にたくさんおこった。
その度に、手を取り合って未来を夢見て頑張ってきた。



お給料も途中から出なかった。
でもそんな事、ひとつも気にもならなかった。
何とか、このプロジェクトを成功させたいが為、それだけを思い日々頑張った。
それが嘘?? 全部ウソ???



『 あっ……私もお金出してます!!』


何やって?? 刑事達は私の話に驚いていた。
…この子、白やで。
その時点で、私は加害者扱いから被害者扱いになった。



細かい事、言い出せばきりがない。
私は完璧に騙されたのだ。 完璧に。
後から思えばどうして?と思うけれど、その渦中にいる時には、分からない。
最初は数十万の経費を出したところから始まって。
色んな仕事の費用を立て替えたり。
未払いのお給料も入れると、そんなお金を計算したら
私は1,000万以上も出していた。



愕然とした。その場にヘナヘナと座り込んだ。
夢であってほしいと思った。
隣の部屋では、社長が事情聴取されてると言う。
会わせてほしいと何度頼んでもダメだった。
私は奈落の底に突き落とされた。



*******𓆝𓆟𓆜𓆞𓆡*******



私はそんな歳で、多額の借金を背負った。
1,000万……。かき集めて作ったお金だった。
友人が投資してくれたり、借りたものもあった。
最後はキャッシングまでしていた。もう笑えなかった。



『 あんなぁ。〇〇は相当な詐欺師や。虚言癖、わかるか?あんたみたいな小娘、あんなんに引っかかったら、そら無理や!』



その刑事が言った言葉が、今でも忘れられない。



詐欺は民事事件だ。
騙し取られたって言うけど、貴女がはいどうぞって渡したんでしょ?
騙された騙されたっていうけど、そんな事どうやって証明できる?



蓋を開けてみたらものすごい人数が被害に遭っていた。
ただ、医者や弁護士、公務員…そんな人達は世間体を
気にしてか、被害届けも出さずに泣き寝入りをした人も多かった。



それでも裁判は一年近く続いたとおもう。
実刑判決は2年だった。
……2年。たったの2年。
人の人生をこんなにして。たったの2年。
絶対に許さない。私はわなわなと震えた。




刑務所の前で、出てきたら殺してやろうと思っていた。
絶対に、絶対に許さない。本気でそう思っていた。
私はお金だけでなく、たくさんのものを無くした。
悲しいとか、辛いとか。そんな簡単な言葉では到底
片付けられないほどの思いを、私はした。
その数ヶ月。地獄だった。



あんなにたくさんの被害者が出て、数十億のお金が動いて。
たったの2年???
ひと1人殺されないと、事件にはならないという。



だったら。そんなんで釈放されるのなら、門の前で待っててやる。
私の顔をどんな顔して見るのだろう。
私が刺し違えてでも、大問題にしてやる。
私はその日から、借金返済とその日の為に生きた。



続きはまた明日。