yumi-fields

日々感じること。心のままに。 私の病気の事、仕事やプライベート、心の中の事をありのままに。

生きる希望

 

f:id:yumi-fields:20190610223002j:image

 

 

『 ママ、隆真な、頑張って夏のコンクールメンバーに入るから、絶対に聴きに来てよ! 』

 

 

2年生に上がった時の隆真の目標だった。

中学・高校と6学年合同の活動の中で、なかなかコンクールメンバーに入るのは難しいのだけれどね。

先週、そのオーディションがあって。

 

 

『 ママ、選ばれたよ!』

 

 

あら❣️ やったぁ〜〜っ❣️ 嬉しい…  \(ToT)/

 

 

『 でもさ、実は緊張し過ぎて全く練習通りに吹けなかってん…。それなのに先輩がさぁ、いつも頑張ってるからってメンバーに選んでくれた。』

 

 

隆真は実力ではないと、恥ずかしそうに言ったのだけどね、母はそれも引っくるめてとても嬉しかった。

 

 

隆真がぼろぼろのチューバで、楽譜も読めない所から頑張ってた姿を、先輩方はちゃんと見ててくれた事。 

そしてメンバーに入れたものの、自分の実力ではないと本人が自覚している事。

母は、それが分かっていたら充分だと思った。

 

 

「 そうか。でも良かったね! 夏のコンクールまでまだ日がある!大丈夫、できるよ。頑張れ!」

そんな事を話ている私自身は、とても幸せだった。

 

 

また生きる希望が出来た。

5年後や10年後の事なんて分からない。

でもね、数ヶ月先とかの予定や楽しみは、今の私にとってはリアルな生きる希望なのです。

 

 

ありがとう、隆真。

隆真がいてくれるから、母は頑張れるのです。

もしあなたがいなかったら、諦めてしまってた事が山ほどある。

もしかしたら、もうこの世には私はいなかったかもしれない。

 

 

毎日のお弁当もね、今日も作れて良かったなって思う。

部屋が汚い!片付けなさい!って怒りながら、あちこちに脱いだTシャツや靴下をかき集めてる自分に、ふっと笑える時がある。

煩わしいと思うような、そんな日々の些細な事のひとつひとつが、私を母にしてくれた。

 

 

 

これを幸せと気付かずに、何を幸せと言えるだろう?

これ以上に、私は何を望もう。

 

 

 

……いや、しかし。ちょっと待って。

 

オーディションの前日にね、成績懇談会ってのがあってやね、母は学校に行ってきたのだけどね。

なんや! あのテストの点数は!!!

もうびっくりしたわ!!! (-_-;)……

椅子から落ちそうになったやないの!!!

 

 

何もかも望んだらあかん……。

分かってる。分かってるけどもや!

これだけは望ませて……(T-T)

せっかく中高一貫校にしたんやから、普通に余裕で高校には上がってよ!

G20終わったら、またすぐに期末テストやよ!

わかってるよね!?…………

…………………(隆真)わかってるよ〜……やってさ(笑)

 

 

 

FIELDS GROUP アトリエブログ

FIELDS_GROUP Atelier Blog


FIELDS GROUP ホームページ

FIELDS GROUP