脱・病人
『 もうさ、生きるとか死ぬとか、に向かって、日々を過ごすんじゃなくてさ。 』
『 目の前のこと。目標とか、やりたい事とか、今の自分とただただ向き合ってたら、それでいいんじゃない?』
友からのLINE。
私その時ひとり、公園のベンチでコーヒー飲んでた。
空き時間。ぼーっと、空を見ながら考え事(笑)
その様子を知ってか知らないでか…
『 勉強も大事やけどさ。し過ぎなくていいんじゃない? 』
『 あんまり深く考えるの、やめてもいいんじゃない? そんな病気のことばっか深く勉強せんでいいよ。』
友のその言葉少ないLINEを読んで思った。
あぁ私。最近病気の事ばっかりで。
物事を考える基準が、病人の発想になってたかもしれないなって。
先日の合宿から帰って、その後も気になる勉強会や講演会なんかに日々足を運んでた。
本当はね。そんな日々の事をブログにも書こうと思ってた。
今日はこんな事を勉強してきました!とか。
こんな体験をしてきました!だとか。
でもなぜか書く気がしなくて(笑)
もちろん、どれも行ってきて良かったよ。
自分から知ろうとする事、情報を取りに行く事は大事だと思うから。
ただあちこち足を運ぶ度に、本当の病人になってしまいそうな気がしてたのも確かなの。
いやいや、私が病気なのも確かなんだけどね(笑)
でも。病気は私の一部であって、全部ではないから。
どっぷり病人になってはいけないねん。やっぱり。
きっと友はね、勉強せんでいいとか学ばなくていいとか言いたかったんじゃなくて。
もっと素のありのままの私でいいって事。
病気ありきの私ではなくて。
『 心の奥で、ちゃんと行くべき方向を自分で導ける人やから、ゆみちは。必ず思う方向にちゃんと行く。』
『 そこには生も死もない。ただ、ゆみちがいるだけ。それでいいやん。』
『 生とか死とかさ、一旦離れたら? そんな事ばっか、頭の片隅に置いたまま過ごすのしんどいやろ? 』
友が何言うてるのか分からないかもしれないけどね、私は分かるねんよ。
病気の中に生きるのではなくて。
私の人生を私らしく、ちゃんと生きろという事。
病気なんてなってしまったもんは仕方がないやん?て。
辛くて苦しい事なんて、他にもいっぱいあるやん?て。
治療ができて、心配してくれる人もいっぱいいて、食べたいもん食べられる環境があって、こんな幸せな事ないやん?て。
LINE読みながら、うんうんって思ったよ。
私もね、もうそろそろ病気飽きてん(笑)
ほんまにめんどくさい。心も身体も面倒やわ。
病人するのも、もうほんまに要らん。
『 病気なんて笑い飛ばしておしまい!』
ってさ(笑)ホンマにそうやんね。
ありがとう。
私の人生やもん、
共存共存言いながら、病気に支配されてたらあかんね。
共存と支配は違う。……もう病人やめよう。
ちょっと病気は横に置いといて。
脱・病人や!
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