決断するという事 ②
『 由美ちゃん、家を出てゆっくり自分と向き合った方がいい。せめてひと月、出来たら3ヶ月、生活も食も変えたら、身体が変化するはずやから。家にいてたら無理でしょ?』
先日のブログにも書いたけど、友の言葉で吹っ切れた。
本当にハッとしたし、その通りだと思った。
今は淡々とその準備をしている。
𓆝𓆟𓆜𓆞𓆡𓆝𓆟𓆜𓆞𓆡𓆝𓆟𓆜𓆞𓆡
そんな事を言っても、毎日子供のお弁当作らないとだし、家族の食事の支度はどうする?
なんやかんやと皆んな困るやん?
仕事だってどうする? 全く外に出っ放しは無理やもん。
……そんな私の言い訳に、友は笑ってさらっと言った。
『 そんなもん、どうにでもなる! 食べるもん? 買ってきたらえーやん。家を出た方が良いって言うてるのは、結局家だと由美ちゃんが気になるでしょ?って事。ゆっくり寝てばかりは居られないでしょ? だから一層の事、出た方が良いって言うてるねんよ。由美ちゃんが居なかったら居なかったで、誰も困らへん。家族はどうにでもしはるわ!』
本当にその通りやの。
家に居たらね、気になるねん。誰が? 私が。
寝てたらいいって家族は言うよ。何もせんでいいって。
でも違うねん。私が、私自身が気になるの。
生活してたらいろんな声や音がする。当たり前やけど。
それが本当にわずらわしい。
朝だけ見てもね、子供のお弁当作ってから、父と祖母の朝ごはんして。仕事で遅くなる日は、そのままお昼と晩のおかずも作って出る。
それから自分の食事の事?ってさ、もう何でも良いやになってしまう。
そこまで時間も心もたどり着かないねんよ。
玄米のおにぎりだけでも持って出たいけど、そんな時間が取れない。
結局は、コンビニで何となく食べて良さそうなものを買ったり、なんなら夜まで一日食べなかったりする。
仕事から帰って来て晩御飯するも、子供の食べたいものと父と祖母の食べたいものは違う。
ご飯ひとつ炊いても、柔らかいだの硬いだの言う(笑)
父も祖母も三食きっちり食べるのだから、炊飯器もいつもフル稼働だ。
なかなか自分の玄米をゆっくり炊いてる時間もない。
仕事を持ちながら、自分の身体の事だけでも難しいのに、家の事なんてはっきり言って到底無理なんよね。
いつも自分の事が一番後回しになってしまう。
食事にしてもね、外食をしたからってそれが原因ですぐに死ぬわけじゃないからね。
『 その一口で死ぬわけではない。』だから、今日はいっかになってしまう。ほんまにそう。
でも、違うねん。結局は全て積み重ねやから。
やったりやらなかったり、今日は食べて良い日とか言って食べちゃったりね。
食べれないストレスなんじゃない。
やり切る事が出来ない自分に対してのストレスやねん。結局はね。
いっつも頑張ってるご褒美とか言って、食べちゃって。
ご褒美って何やの? ただの甘えやんね。言い訳。
言い訳もいつまでも勝手にしてたら良いねんけどね。
そんなんしてる間にタイムリミット来るからね。
友が言った言葉は本当やよ。
別にね、このスィーツひとつ食べたからってすぐに死ぬわけじゃない。
だから、目の前に死を突き付けられても、のらりくらりやねん。
でも、違うねん。もうそれは通用しない時期に来てる。
食べる事ひとつとってもこんな感じ。
それだけじゃない。日々の生活も仕事も。
治療費も必要だから、仕事は止めるわけにはいかないしね。
でも。もうだましだまし、自分の事を後回しにするのは止める。
私自身が根本的に考え方を変えなければ、治るものも治らない。
自分の心の中を抑えて、小手先で何をしても、その場しのぎにしかなってないのだと分かった。
私がそれでも、心に決めている事。
それはもう今後、手術をするつもりは一切ないと言う事。
上手く共存していけるように持っていくことを考えている。
だから、もっと根本的な事を私は学ばなければならない。
色々考えて、3月はIGTの治療をキャンセルにしてもらった。
この1ヶ月、自分の身体のことだけ考えて、行動してみようと思う。
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