思い出の整理 - yumi-fields

引っ越し作業の中で、一番難しいやつ。
写真と本。そして手紙や葉書の整理。
普段片付けたままで、こんな時にしか見ないのに。
見てしまったら捨てられないものってあるよね？
これも、引っ越しあるあるかな？（笑）

今回の引っ越しで、服も靴も着物もね、半分処分した。
ものすごく身軽になった気分でスッキリ。
今出来て良かった。今しないと、きっと次は死ぬ前だ。
子供が後々、きっと困るもの、ぜーんぶ処分！
そうだ！『遺されても困るもの』どんどん処分！

そして本もCDもこのダンボール１つだけって決めた。
CDは本当にダメね。懐かしいアルバムとか。
心を鬼にして！…っていうかさ（笑）
最近はダウンロードして、スマホで聴くからCDはもう
聴かないのだけどね。
でも、思い出が詰まり過ぎていて。…ね。（笑）

そして手紙や葉書の整理。
これは小さな小箱だけって決めた。
思い出の物を捨てられない症候群だったのだけど。
『私が死んだら、お棺に入れて下さい。』
くらいに大切なもの以外は、処分する事にした（笑）

真夜中、ぺたんと冷たい床に座り込んで。
ひとつひとつ読みながら、走馬灯の様に過去が蘇る。
その頃の季節も、声も匂いも、リアルに思い出す。
あぁ…この時には、あの曲が流れてたなぁ〜なんて
どのアルバムに入ってたかなと、ドリカムの古いCDを探す（笑）

あの頃、擦り切れるまで聴いたCDをゴソゴソ出して。
擦り切れるまでって表現はレコードの時代かな（笑）
しんとした夜に、私にだけに聴こえる音で。
懐かしいメロディが流れる…。思い出に浸りながら。

この箱は何入れてたんやったかな？あれ。手紙やわ。
手のひらに収まる位に、小さく折りたたんだ手紙の束。
え〜っと。なんだっけ？って開いてみたら。
あぁ〜。懐かしい文字だった。
もう時効だからいいか（笑）

文字は人柄を表すと言うけれど、本当に懐かしい。
昔、とても好きな人がいてね。
私が一方的に好きだと思ってたのだけど…。

結婚おめでとう。
ほんまに結婚するんやね。
僕もずっと好きやった。
でも由美とは友達でいた方が良いって
ある時ものすごく思った。
由美はきっと何も変わらんから。
僕だけじゃなくて、皆んなに優しいやろ？
でも僕は、僕だけじゃないと嫌やねん。
全部自分に向けて貰えないのは嫌やねん。
〜〜中省略〜〜
還暦になった時に、お互いひとりやったら
一緒になろうな（笑）