遺言
このブログを書き出して一年。
当初このブログは、子供に当てた遺言のつもりだった。
私が長く生きられないとわかった時、子供に遺そうと思ってずっと書いてきた。
私の生きた証として。
ママはこんな人だったって、全部分かるように。
このブログには私自身が詰まっている。
良いも悪いも、素の部分をそのまま書いている。
子供はこのブログをまだ何も知らない。
いつか知り、この中身を読む時がきっと来る。
その時に、初めて知る事実に愕然とする内容もある。
それでも、私は敢えて書こうと思った。
楽しい話ではない事もたくさんある。
それでも、私の子だから。
私の子だからきっと大丈夫。
必ず全てを受け止める事が出来る。
母であり、女性であり、ひとりの人間としての私を。
うちの子は必ず全てを理解出来ると思っている。
子供がこの先の人生で、何かにつまづいた時、私の言葉がいつもすぐ側にあるように。
ブログを開ければ、ここに私がいつも居るように。
私の子供へのエールになればと、日々書いてきた。
……ただね。最近少しずつ、私の心が変化してきた。
これは『 遺言書 』にしてはいけないなと。
私はまだ今世でしなければいけない事が山程ある。
子供には、私のする事をリアルに見せてやりたい。
母が泣いたり笑ったり、転けたり起きたり(笑)
そんな事を全部、リアルに見せてやりたい。
……だから、生きねば。
【 使命 】この生かされた命を母がどう使うのか。
そして最後まで【 寿命 】を全うするという事を。
それを子供にちゃんと見せてやらないと。
だからこそ、生きねば。