yumi-fields

日々感じること。心のままに。 私の病気の事、仕事やプライベート、心の中の事をありのままに。

振り返って…




このブログを書くようになって、来月で一年になる。
まさか、こんなに色んな事が凝縮された一年になるとは、私自身も思ってなかった。
『 癌 』という病気と向き合いながら、それでも普通に、日々の生活も仕事もあって。



その中でも『 中学受験をする 』という選択は、子供にとっても私達にとっても、とても大きいものだった。
だから、少し振り返って書いておこうと思う。



うちの子は、スポーツがとても苦手(笑)
サッカーも野球もダメ。ドッチボールも最近やっとボールをまともに投げれるようになった。
球技がダメなのか? いや、かけっこも万年ビリ(笑)
唯一、スイミングだけは得意なんだけどね。



学校から帰って、ランドセルを放り投げて公園に遊びに行くタイプでもなく。
何かこれと言って、ハマってる事も何もなかった。
5年生の夏前、このまま何となくの小学校生活であれば
ちょっと勿体無いなと、子供を見ていて思った。
だからこのタイミングで受験勉強をさせる事にした。



中学受験は親の受験と言われるけれど、本当だと思う。
高校受験になれば、子供本人の意思も入ってくるけど、まだ小学生の子供が、どんな中学校に行きたいとか、子供の意思はほぼない(笑)



学校選びで、私達夫婦が一番大切にしていた事。
『 子供自身が6年ないし10年間、ゆっくりと心の余裕をもって、学生生活を楽しめる環境 』
親のエゴを一切入れない事。
…これ以外と難しいんやよ(笑)



塾に行きだして、勉強がある程度出来るようになると
周りにも煽られて、子供ももっと上を目指したくなる。
塾側もなるべく有名所や偏差値の高い所を受けて欲しいのが本音だと思う。



ただギリギリの一か八かではなく、入学してから余裕がある方が子供にとっても良いと思った。
そこは、最初の考え方が最後までブレずで良かったと思っている。



この一年、夫婦で子供の将来の事をたくさん話した。
どれだけ考えても、学校は実際に通ってみないと分からないのかもしれない。
ただね、縁のある学校って何となくわかるものなのね。
何となく『 ここに通うな。』ってわかるのよね。
やるだけやったら、最後は『 縁 』だと思っている。




先日の面接の時に、将来の夢を聞かれたらしい。


『 まだ、わかりません。この学校に入ってたくさん学び、クラブ活動もする中で、将来の夢を見つけたいと思います。』


そう。それでいい。
将来何になりたいかなんて、まだわからなくていい。
焦らずゆっくりここで見つけたらいい。




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今回の中学受験は、ほぼ『 父と息子 』の二人三脚。


『 由美は仕事と自分の身体の事だけ考えて。何も言わず、最後まで優しいママでいてやって。僕が隆真の事は全部見るから。』


私も要所要所ではもちろん関わったけど、日々の受験勉強から送迎、塾とのやり取りまで、全てうちのパートナーが全部やりきった。


二人とも、本当にお疲れ様でした。

ありがとう。