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日々感じること。心のままに。 私の病気の事、仕事やプライベート、心の中の事をありのままに。

カテーテル治療 3回目



今日でこのカテーテル【 血管内治療 】も3回目です。
約ひと月毎に、ここで治療を受けてます。
もう3回目ともなると、余裕も出て、慣れてきて大丈夫かなと思いきや…私ってかなり小心者です(笑)
やっぱり怖いって!(笑)



ただ今回は、約1時間半の治療を、目を逸らさず見ておこうと思ったので、見れる範囲で、私の理解できた範囲で、書き留めておきます。
今後、この治療をする方の予備知識になれば幸いです。



当日はだいたい3時間前から絶食です。
そして治療の30分前から点滴が始まります。
術着に着替え、時間まで病室で待機します。
下の階に治療室は2か所あって、それぞれに3人ずつ、毎日6人の患者の治療をしているのだとか。



手術室と言うより宇宙センターみたいな所に入ります。
異次元みたいな場所です。モニターが沢山あって、レントゲンとかCTとかどこから動いて来るのかな?(笑)みたいな感じで、ウィンウィン音を立てながら、精密機器が私の近くまで動いて来ます。



ドクターは2名で、看護師さん、検査技師さんかな、7〜8名のチームが組まれているようです。
何かね、ドラマみたいな世界ですよ(笑)



この治療は、局所麻酔です。
足の付け根の太い動脈からカテーテルが挿入されます。

皮膚にスプレー麻酔をして効いてきたら、注射の麻酔をします。先にスプレーするんだけどね、やっぱりこの麻酔注射はちょっと痛い。
えーーーっ!そんな注射針ーーー。(笑)
やっぱり見んかったら良かった!(号泣)



局所麻酔の後、カテーテルが挿入されます。
この時、個人差があると思うのですが、私は血管が細いのかな? ググッと入って行く時に、圧迫されて血管痛があります。そこさえクリアすれば、後の痛みはありません。



そして、目的の部位(私の場合は肝臓の腫瘍)まで届いたら、血管の撮影が何度かあります。造影剤が入るので熱く感じます。そして、正確な診断が出来たら血管内治療が始まります。



血管に塞栓物質や薬剤が流れた時に、私は息苦しくなり圧迫感があります。ただこれも、部位によると思います。時間と共に緩和されますが、よっぽどの時は点滴のお薬ですぐに楽になります。



治療はこんな感じで、凄い技術ですがとてもシンプルです。治療後は、動脈からカテーテルが抜かれ、圧迫止血で出血を止めます。出血が止まれば止血ベルトでカテーテル挿入部を圧迫固定します。



部屋に戻ったら3時間程ベッドの上で安静が必要です。
止血ベルトが取れて、1時間もすれば動いて大丈夫。
私もその後、温熱治療を受け、シャワーも出来ます。



これが、カテーテル治療の流れです。
一度、ちゃんと書いておこうと思いました。
今回はお薬の量を前回よりも多く入れたとの事で、ちょっと今日はまだ胸の圧迫感があります。
と言うわけで、仕事したいけど、早めに寝ます(笑)



私の主治医の本です。
本の貼り方覚えて、嬉しくて添付してみました!(笑)

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