yumi-fields

日々感じること。心のままに。 私の病気の事、仕事やプライベート、心の中の事をありのままに。

続・引き分け


今、久しぶりのスタバでblogを書いてます。
この一週間スケジュールがパツパツで、ウォーキングも全然出来てなくて。
これじゃあかんのっ!と思い切って家を出ました。
約束したやん! 絶対に夏までに痩せて綺麗になるって! ← 誰と?(笑)
来週の同窓会にもう間に合わない‼︎ ← 何が?(笑)


…でも、やっぱりこのホッとする独りの時間は必要ね。



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昨日書いた『 引き分け 』について。
今日は一日、ふとした時にずっと考えてた。
コメント読んで、嬉しくて泣きながらずっと考えてた。
今も自分が生かされてる意味を、ずっと考えてる。



月曜にクリニックでね、検査が終わって待ってる間に、パノラマに広がる海を眺めてたのね。
ふと目を落としたらカウンターに一冊の『 落書き帳 』が置いてあってね。
何でも好きな事を書いて下さい。ってやつね。
何となく、パラパラとめくったの。



【 熊本から来ました。おばぁちゃんのびょうきが早く良くなりますように。】

【 もっと早くこの治療を知っていれば。5年半もかかって、ここにたどり着いた……】

関空から直ぐで有り難い。仕事をしながらの治療。必ず生きねば。】



本人が、その家族が、ここに座って海を眺めながら、待ってる間に書いたのだなぁと思いながら読んでたの。
その中でね、きっと若い女性が書いたのだろう文章に目が止まってね。もう私、ダメだった。


【 3歳の娘の為にしておく事。誕生日の度に一通ずつ手紙を書いておく。写真をたくさん撮っておく。その時々に必要な事を書いたノートを……。】


もうね、涙で先が読めなかった。
この女性の気持ちがね、心の中が分かり過ぎてね、もう泣くの通り越して叫びそうになったの。
ここに座って海を見ながら、どんな思いで書いたのか。
私も心臓をギュッと掴まれたような気持ちになったの。



この女性はどうなったのだろう。
日付を見たらまだ今年の春だった。
毎日を笑顔で過ごせてるかなって。
幼い3歳の娘さんと日々楽しく暮らせてるかなって。



時間てね、刻々と流れていて、一瞬たりとも止まることはないんよね。
今こうして美味しい珈琲を飲みながらblogを書いてる時間でさえも、もう2度と戻らない。
だったら、今この時間をちゃんと感じて生きた方が幸せだなと本当に思う。



病気に勝つとか負けるとかじゃないよね。
毎日の生活を笑顔で送れる事は、私には奇跡なのよ。
そこをちゃんと噛み締めて生きなきゃ勿体無いよね。



こうじゃないといけないとか、これが正しいとか。
そんな事、もうどうでもいい!
癌が消えても消えなくても、私が私らしく笑顔でいれたら、もうそれで充分だと思う。