yumi-fields

日々感じること。心のままに。 私の病気の事、仕事やプライベート、心の中の事をありのままに。

過去世 Ⅲ


同じ時期に出会った女性のもう1人は、芦屋のお嬢のHちゃん。私よりひとつ歳上のお洒落で素敵な女性です。
私がハワイでシャーマンをしていた過去世で、どうやらいつも助けてくれた親友だったようです。


芦屋のヨガ教室で初めて出会い、由美さんて石屋さん?パワーストーン見せて欲しいなって言ってくれた所から今に至ります。当初は控えめな大人しい女性かなと思いきや、見た目の女性らしさの裏に、かなりの男前の性格を兼ね備えており……


「由美ちゃんはね、なんでもかんでも力を入れすぎやねん。入り込み過ぎてはいけないよ。そんなん知らん、ほっとき。」

「由美ちゃんを頼ってくる全ての人に100%のエネルギーを注がなくていい、この人はと思う人だけでいいの!」

「あのね、由美ちゃんが一生懸命思ってるほど、あの人は由美ちゃんの事何とも思ってないよ〜」


いつもさらっと優しい笑顔で、私にダメ出しをしてくれます。あくまでもさらっと(笑)


* * * * * *


そしてHちゃんとは、私が40歳のお誕生日の時に一緒にハワイに行きました。
もう旅行中、朝から晩までお腹を抱えて笑いっぱなしの珍道中で、何がそんなに笑えたのか今ではもう覚えていませんが、とにかく本当に楽しい旅行でした。


実は私、この時が初めてのハワイだったのですが、空港に着いた時からどこか懐かしい感じがずっとしていました。この太陽とか風とか、この匂いも何か知ってる。
初めて来たのになぁと。


ツアーでマノア滝に行く山道を歩いてる時に、ふと思い出したんです。前にもHちゃんとここに来た事あるなって。山道を一緒に歩いたなと。
「大丈夫よ、私がいてるから」「貴女は悪く無い、そんな事考えなくていい!」私をずっと励ましてくれてたの、あれHちゃんだ。あの時と同じ声だわ。疲れた私をいつも慰めてくれてたのHちゃんだったんだ。
そっか、だからいつもHちゃんの声は私に心地良かったんだなって。


マノア渓谷に着いた時に「ここ来た事あるよね?」って言ったらびっくりすると思って、ずっと言えてなかったんです(笑)


ジャングルのような山道を何時間も歩いたのに、まるで道を知っているかのようにスタスタ歩けて、全く疲れなかった。私何回もこの山を歩いた事があるわって。
いつも私に、笑いながらダメ出しをしてくれる大切な心友は、ずっとソウルメイトだったんです。


今はお互い、先の見えない親の介護に向かい合っています。泣きたい事も、笑い飛ばしています。
真剣に考え、でも深刻にはならんとこねと励ましあってます。大丈夫、これからも泣いたり笑ったり一緒にしよう。